原料の名称 |
主な原産国 |
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■仔羊の、きつくカールした高価な黒色の毛皮です。通常はこれに似せて作った模造品が殆どで、光沢のある巻き毛をビロード状に表現したものが多いようです。 |
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■ラクダ科の動物の一種で、光沢のある手触りの滑らかな毛が採れます。縦糸に綿糸、緯糸にアルパカを使った織物は、最高級の裏地として使われていました。生後2年のアルパカから採れるファインアルパカは、色が白く、絹のように繊細で、ウールと混織して夏服地としても着用されます。 |
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■トルコのアンカラ地方に起源を持つアンゴラ山羊の毛が「モヘヤ」です。現在はトルコよりも、アメリカのテキサス及び南アフリカが主産地で、紳士の夏服地としては南アフリカ産のモヘヤが使われています。生後1年までの仔山羊を「キッド」といい、繊度が細くしなやかなので特に珍重されています。
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■ アンゴラ兎 原産地はトルコですが現在は中国が主産地でドイツ、フランスなどがこれに次ぎます。織物や編物に使うアンゴラ兎は軽さは羊毛の3分の1、暖かさは3倍。細くて長く、ソフトで美しい毛が採れるように特別に飼育されています。この毛には縮れが少ないので、織物や編物の表面に出てきて抜けやすい欠点があります。 |
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■ ヒマラヤ山麓カシミール地方原産のカシミヤ山羊の毛のことをいいます。剛い外毛の下に酷寒に耐えるために柔毛が密生していて、この柔毛が春先に自然に抜けるのを櫛で梳いて採ります。現在は中国が主産地で世界の大半を産出しますが、最大の消費国は日本で、全産毛量の半分を輸入しています。カシミヤの毛の手触りは柔らかくてぬめりがあり、保温力に優れています。その上に絹にような美しい光沢を持っていますが、一頭でわずか150g〜250gしか採れない為、もっとも高価な原料のひとつとなっています。
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■ 中国の内モンゴル、モンゴル人民共和国など、中央アジアの砂漠地帯に棲息する フタコブラクダの毛のことをいいます。長くて剛い外毛の下に生えている柔らかい毛が、春先に脱毛するのを梳いたり、拾ったりして集めます。カシミヤの毛に似ているので、わが国では「ラクダ」と称している下着などは、カシミヤの毛を使っている場合が多いようです |
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■ アンデス山脈に棲むラクダ科の動物。ビキューナに似たしなやかな手触りと、美しい茶色の自然色が珍重されています。捕獲が禁止されているビキューナに替わって人気が高まっていますが、乱獲で絶滅寸前とも言われています。 |
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■ 毛足が短いので、張りのある紡毛織物の原料として多く使われています。 |
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■ チェビオット丘陵原産の山岳山羊種羊の一種。英国種羊毛では強力、光沢ともに優れていて、紡毛、梳毛両方に使われています。この羊毛を使った紡毛毛織物をチェビオット・ツィードといいます。 |
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■ リスの一種。その毛は極めて細く』希少性が高いために高価な原毛となっています |
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■ ラクダ科の中では最も小型の野性的な動物で近寄りがたい高地に棲息しています。その毛は極めて細く、丈夫で弾力性に富み、絹のように柔らかくて光沢があります。そのため「動物繊維の宝石」と呼ばれます。飼育が困難なために絶滅の恐れがあるために、ワシントン条約で捕獲が禁止されており、「幻の繊維」となっています。近年その功が奏して以前よりは緩やかになってきました。 |
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■ アンゴラ山羊から採った毛をモヘヤと言います。約5000年も前に、遊牧民によってチベットからトルコにもたらされて定着したといわれます。絹に劣らない光沢と滑らかさがあり、その上優れた吸湿性と柔らかさから夏服地の原料としては欠かせないものです。高温多湿の日本で最も愛好され、世界産毛量の40%を輸入しています。 |
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■ 生後約半年の仔羊をラムといいます。その毛は極めて細くソフトですが、毛足は短く、産毛量が少ないために希少価値が高い原毛です。 |
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マオ・スーツ 1960年代後半、当時の中華人民共和国の国家主席
毛沢東(マオ・ツートン)に因んで、マオ・カラー、マオ・ジャケットと呼ばれました。40年ぶりのリバイバル流行となっています。マオ・スーツ上下は日本独特のファッション。 |